江丙坤氏が死去 東京スター銀行会長、知日派重鎮/台湾

【社会】 2018/12/11 12:51 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
江丙坤氏

江丙坤氏

(台北 11日 中央社)東京スター銀行会長、江丙坤氏が10日夜、台北市内の病院で死去した。85歳だった。8日、市内のホテルで食事中に倒れ、病院に搬送された。大動脈解離と診断され、治療を受けていた。

知日派の重鎮として知られる。日本統治時代の1932(昭和7)年に生まれ、1971年に東京大学で農業経済学の博士号を取得。李登輝政権(1988~2000年)では経済部長(経済相)、行政院(内閣)政務委員(無任所大臣)などの要職を歴任した。

2008年、台湾の対中窓口機関「海峡交流基金会」の董事長(会長)に就任。2012年に退任し、その後は、台日経済貿易発展基金会や台日商務交流協進会、中華民国三三企業交流会のトップを兼任し、日本との経済交流に取り組んだ。

台湾の大手金融グループ、中国信託金融控股(CTBC Financial Holding)の最高顧問も務めた。2014年、同社傘下の中国信託商業銀行が東京スター銀行を買収し、江氏が会長に就任した。2015年には旭日重光章を受章した。

(陳偉テイ、テキ思嘉/編集:楊千慧)