台湾の同性パートナー登録、3951組に トップ3は台北、新北、台中

【社会】 2018/12/09 18:52 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
同性パートナー登録の手続きを行うカップルら=資料写真

同性パートナー登録の手続きを行うカップルら=資料写真

(台北 9日 中央社)内政部(内務省)の統計によると、同性カップルの関係を認めるパートナー登録の開始以来、登録を行ったカップルは今年11月末までの累計で3951組に達した。最多は台北市の818組で、新北市743組、台中市694組が続いた。

高雄市が2015年に同性パートナー登録の受付を開始し、その他の自治体が後に続いた。現在では全土22県市のうち、花蓮、台東、雲林、澎湖の4県以外の18県市で行っており、内政部は昨年から地域をまたいだ登録に対応している。

同性婚問題に関心を寄せる与党・民進党の尤美女立法委員(国会議員)は、この取り組みによる登録カップル数について、決して少なくはないと評価しつつ、この登録が法的拘束力を持たないことに言及。登録を認めない自治体があることにも触れた上で、同性婚合法化によってこそ真の権利保障が可能だと訴えた。

台湾では2017年、同性婚を認めない現行の法令を「違憲」だとする判断が憲法裁判所に相当する司法院大法官会議で下され、2年以内の法改正が要請された。だが先月24日に実施された国民投票で、同性婚反対派によって提出された案件3件が成立。政府は民法ではなく、特別法制定による同性婚合法化を目指す方針を示している。

(劉麗栄、劉冠廷/編集:楊千慧)