誠品書店のベストセラー 村上春樹が台湾、香港、蘇州全てでランクイン

【社会】 2018/12/05 19:00 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
誠品書店の売れ筋ランキングに入る(左から)「この嘘がばれないうちに」、「素敵な日本人 東野圭吾短編集」、「騎士団長殺し」、ダン・ブラウンの小説「オリジン」の中国語訳版=同書店提供

誠品書店の売れ筋ランキングに入る(左から)「この嘘がばれないうちに」、「素敵な日本人 東野圭吾短編集」、「騎士団長殺し」、ダン・ブラウンの小説「オリジン」の中国語訳版=同書店提供

(台北 5日 中央社)書店大手、誠品書店は4日、店舗を展開する台湾、香港、中国・蘇州それぞれの2018年のベストセラートップ10を発表し、村上春樹が唯一、「騎士団長殺し」で3地域全てのランキングに名を連ねた。台湾では10位、香港では1位、蘇州では6位だった。同書店の会員約200万人の読書傾向に関する報告書で公表した。

日本人作家はこのほか、川口俊和と東野圭吾が台湾と香港でベストセラー入りしており、川口の「この嘘がばれないうちに」が台湾で9位、香港で8位、東野の「素敵な日本人 東野圭吾短編集」が台湾で6位、香港で9位となっている。

報告によると、本の購入者数は昨年に比べて2.3%増加しており、このうち26~35歳が3割を占めて最多。この世代が一年で買い求めた本は平均9.7冊で、旅行やグルメ、小説、心理学関連などが人気だとしている。

ジャンルについては、会員の41%に単一ジャンルを好む傾向があった。一方で年間で10ジャンル以上を読み漁る「博学タイプ」が4787人おり、その8割近くが36歳以上だった。

(魏紜鈴/編集:塚越西穂)