台湾の中華オリンピック委員会の林鴻道主席は6日、「台湾」名義での東京五輪の参加申請の是非を問う国民投票の実施について、同委が資格停止になる可能性があるとして懸念を表明し、1981年に国際オリンピック委員会(IOC)と交わした「チャイニーズタイペイ」の名称使用を受け入れる協定を守るとの立場を強調した。行政院(内閣)のグラス・ユタカ報道官は同日、国民投票は人民の権利であり、結果がどうあれ台湾の民意は尊重されるべきで、「選手の出場権が国際政治に圧迫されるべきではない」と述べた。
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