台湾の再生医療を伝えるセミナー、横浜で 日台連携に期待

【社会】 2018/10/12 18:37 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
再生医療について語り合う日台の専門家たち

再生医療について語り合う日台の専門家たち

(横浜 12日 中央社)台湾医界聯盟基金会は11日、再生医療分野における台湾と日本の産官学連携を見据えたセミナーを横浜市で開催した。台湾の関係者のほか、大阪大大学院教授で、日本再生医療学会の理事長も務める澤芳樹氏らが参加し、同分野の最新の動きなどを分かち合った。同基金会の林世嘉執行長は、日本のテクノロジーと台湾の優れた臨床実験との結び付きは科学の進歩につながるとした上で、同分野におけるさらなる双方の協力強化に期待を示した。

セミナーは、バイオ技術の国際展示会「バイオジャパン2018」(10~12日)の会場、パシフィコ横浜で行われた。会合を通じて台湾の再生医療についての法令や関連産業の青写真などを日本の専門家に理解してもらうことに重点が置かれた。

林執行長によると、台湾では先月6日、細胞治療などを扱う医療機関を管理するための「特定医療技術検査検驗医療機器施行或使用管理弁法」が成立し、来年1月1日から施行される。また、再生医療製品の商品化や製造過程の基準を定める「再生医療製剤管理条例草案」が年内には立法院(国会)を通過する見通し。これらの法制度が整えば、台湾も日本と同様、再生医療などの安全性確保などのルールを法律で定める国になるという。

(楊明珠/編集:塚越西穂)