「台湾」名義での五輪出場目指す国民投票 発起人が若い世代に投票促す

【社会】 2018/10/10 16:04 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「台湾」名義での東京五輪参加申請の賛否を問う国民投票案の発起人、紀政氏(中央)=台北で7月29日撮影

「台湾」名義での東京五輪参加申請の賛否を問う国民投票案の発起人、紀政氏(中央)=台北で7月29日撮影

(台北 10日 中央社)「台湾」名義での東京五輪参加申請の賛否を問う国民投票案が9日、中央選挙委員会(選管)の審査を通過した。同案の発起人である紀政氏は実施の見通しが立ったことを喜ぶとともに、特に若い世代に向けて「選手たちを台湾名義で東京五輪に出場させよう」と呼び掛け、投票を促した。

台湾における選挙権は「公職人員選挙罷免法」で満20歳以上と定められるが、昨年12月に改定された「公民投票法」で国民投票については満18歳以上と修正されたため、今回の国民投票はより若い世代の参加が期待できる。紀氏は目標得票数を500万票とし、投票日まで全力で達成に向けて頑張ると意気込んだ。国民投票では、賛成票数が有権者数(約1878万人)の4分の1以上かつ反対票数を上回れば可決となる。

一方、教育部体育署国際組の許秀玲組長は、チャイニーズタイペイ名義で出場する「五輪モデル」を従来どおり遵守する同署の立場は国民投票に左右されるものではないとした上で、過程や結果に関わらず、主管機関の決定を尊重する姿勢を示した。

国民投票は、来月24日の統一地方選挙と同時に実施される予定。

(李晋緯/編集:塚越西穂)