舞踊家・折田克子さん死去 親子2代で日台交流に尽力/台湾

【社会】 2018/10/07 18:22 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
折田克子さん=蔡瑞月文化基金会提供

折田克子さん=蔡瑞月文化基金会提供

(台北 7日 中央社)舞踊家の折田克子さんが5日夜、東京都内で亡くなった。享年81歳。同じく舞踊家だった母親の石井みどりさん(1913~2008年)と親子2代にわたって、台湾と日本の舞踊を通じた交流に尽力した。

みどりさんは、台湾モダンダンスの先駆者として知られる舞踊家、蔡瑞月氏(1921~2005年)の指導者。折田さんは2005年、台湾で開催された蔡氏を記念するダンスイベントに参加し、みどりさんと共に舞台に立った。みどりさんが亡くなった後も母の意志を継ぎ、毎年欠かさず訪台。イベントへの参加を続けた。

折田さんは台湾での公演を海外公演の中でも重要なものと位置づけていたとされる。みどりさんから受け継いだ縁を絶やさず、次の代につなげたいという思いがその背景にはあったという。公演の際には毎年、余裕を持って台湾入りし、台湾と日本の演者に厳しく稽古をつけていた。

蔡瑞月文化基金会の蕭渥廷董事長(会長)は6日、折田さんの死を受け、哀悼の意を表した。

(鄭景ブン/編集:楊千慧)