2009年8月初旬、台湾を襲った台風による記録的大雨で、南部・高雄市小林村の村民500人近くが土石流で生き埋めになり、村は一夜にして消失した。この「八八水害」から9年後の今年、日本の映像監督、二宮宏央さんは、被災者を支援する台湾の慈善団体からの依頼を受け、小林村の被災者のその後の生活にスポットを当てたドキュメンタリー「不要害怕忘記」を製作した。映像に映し出されるのは、過去を悲しむ被災者の姿ではなく、繰り返される仕事の日常だ。
お探しの記事は有効期限を過ぎており表示できません。
中央社の有料記事データベースをご利用ください。
※中央社フォーカス台湾に掲載の記事・写真・イラストの無断転載・利用を禁じます