台湾の仏教団体代表、ローマ法王に謁見

【社会】 2018/09/13 17:00 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾の仏教団体代表らと面会するローマ法王フランシスコ(白い服の男性)=駐バチカン大使館提供

台湾の仏教団体代表らと面会するローマ法王フランシスコ(白い服の男性)=駐バチカン大使館提供

(バチカン 13日 中央社)台湾の仏教団体「慈済」、「法鼓山」の代表らが12日、バチカンでローマ法王フランシスコに謁見した。ローマ法王は歓迎の意を表明するとともに、これまで各団体がカトリック教会と協力して取り組んできた慈善事業を高く評価したという。

法王と謁見したのは法鼓山ニューヨーク東初禅寺の常華法師や慈済基金会米国本部(カリフォルニア州サンディマス)の曽慈慧副執行長ら。

常華法師によると、在米の台湾仏教団体とバチカンとの協力関係が築かれたきっかけは、2015年に開催された仏教・キリスト教間国際対話会議。宗教で人類の苦痛を軽減することをテーマに意見交換が行われ、そのうちの一つである路上生活者対策についてのアイデアを出し合った。バチカンは異なる宗教を持つ人々を念頭に、従来積極的に行ってきた収容所建設について、仏教信者にも配慮した環境作りの必要性を訴え、仏教界に協力を呼び掛けたという。

曽慈慧副執行長は、米国で多くの支援計画を立ち上げ、路上生活者の自立・更正に力を入れていると語った。

(黄雅詩/編集:塚越西穂)