台湾牛の良さを知るハイキング 10月に最大産地の雲林で

【社会】 2018/09/07 13:59 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
雲林の牧場で飼育される肉用牛=芸彰牧場提供

雲林の牧場で飼育される肉用牛=芸彰牧場提供

(台北 7日 中央社)行政院(内閣)農業委員会は、台湾で生産される牛肉の良さを知ってもらおうと、来月6日、台湾牛の最大の産地、中部・雲林県の斗南で1000人規模の親子向けハイキングを実施する。6日のPR記者会見では、当日は牧場やトウモロコシ畑などを回って飼育状況を確認できると説明し、参加を呼び掛けた。

同委員会の張致盛主任秘書によると、台湾牛の国内市場シェアは約6%に過ぎないものの、飼育やと殺、輸送、貯蔵などの管理が良好で、肉質にも定評がある。近年はスマートフォンでQRコードを読み取ることで管理状況が分かるシステムを導入し、売値が半額またはそれ以下の輸入牧草飼育牛との差別化を図っているとアピールした。

同委員会畜牧処の王忠恕副処長によれば、台湾人が1年に消費する牛肉の量は1人当たり平均で5.2~5.3キロ。一方で、台湾で飼育されている牛14万頭強のうち、肉牛は約2万8000頭に過ぎず、大部分は乳牛。食用のため1年間でと殺されるのは3万4000~3万6000頭で、これには乳牛や水牛なども含まれる。同委員会ではさらなる国産牛供給量の増加を目指し、2年前にアンガス種の子牛200頭を導入。育成率8割を目指して飼育繁殖に取り組んでおり、3年後に市場に出回る予定だという。

(楊淑閔/編集:塚越西穂)