漫画博開幕 来場者数過去最高見込む 細田守監督も出席/台湾

【社会】 2018/08/16 19:05 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
サイン会で台湾の漫画ファンと交流を深める細田守監督(黒いポロシャツの男性)

サイン会で台湾の漫画ファンと交流を深める細田守監督(黒いポロシャツの男性)

(台北 16日 中央社)漫画とアニメの祭典「漫画博覧会」が16日、台北市内で開幕した。この日は雨がぱらつく中、開場前から長蛇の列ができ、中には限定商品を手に入れようと徹夜で並ぶファンも多く見られた。主催者によれば、今年の来場者数は過去最高を見込めるという。開幕記者会見にはアニメーション監督の細田守監督が出席し、漫画博の幕開けを盛り上げた。

細田監督は最新作「未来のミライ」が17日に台湾で封切られるのに合わせて訪台。今回が4回目の訪問となる。1回目は新婚旅行だったという細田監督は、台湾には特別な思いがあると語る。漫画博に来場し、活発で明るい雰囲気を感じたと話した。

南部・高雄から来たという19歳の男性は、お気に入りの漫画とその関連グッズを購入するため、14日の朝7時から並び、友人10人と交互に番をしていたと話す。2万~3万元(約7万2000~10万8000円)ほどを費やす予定だという。

主催団体、中華動漫出版同業協進会の黄詠雪理事長によれば、前売り券の販売枚数は15日までに前年比2割増加した。今年の来場者数は55万人を超える見込みだという。商機は2億台湾元(約7億2000万円)に上る見通し。

今年の漫画博には約1000のブースが出展。20日までの期間中、日台の漫画家によるサイン会34プログラム、日本の声優4人によるファンイベントなども開かれる。日本のコンテンツが集う日本館では、アイドルグループら9組がステージを繰り広げる。

漫画博覧会は1995年に開始され、今回で19回目。昨年の来場者は50万人を超えた。台湾の漫画、アニメ業者で組織される中華動漫出版同業協進会のほか、各出版社などが主催している。

(江佩凌/編集:名切千絵)