LGBT国際競技大会、台湾勢は金10個獲得 2026年開催権獲得目指す

【社会】 2018/08/15 11:35 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ゲイゲームズでメダルを獲得した台湾の選手たち

ゲイゲームズでメダルを獲得した台湾の選手たち

(パリ 15日 中央社)性的少数者(LGBT)によるスポーツの祭典「ゲイゲームズ」が12日、フランス・パリで閉会した。今年初めて選手団を派遣した台湾からは18人が出場し、金10、銀5、銅3の計18個のメダルを獲得。選手団の名誉団長を務めたLGBT活動家、祁家威氏は、台湾のスポーツの実力を示せたことが2026年大会の開催権獲得の助けになればと期待を示した。

2022年の開催地は香港に決まっており、アジアでの開催は初となる。2026年の開催地は、2021年に投票で決められる見通し。台湾同志運動発展協会の楊智群理事長は先月下旬に台湾で開かれた記者会見で、2026年大会の開催権獲得を目指す方針を明らかにしていた。

祁氏は、近年、同じ地域内で2大会連続開催された例は見られないとしながらも、アジアではLGBTのスポーツの発展が目覚しいと指摘。2026年大会もアジアで開催される可能性はゼロではないとの見方を示した。

祁氏は、ゲイゲームズを主催するゲイゲームズ連盟(FGG)が台湾を視察に訪れ、今大会への参加を打診したと紹介。台湾ではLGBTのスポーツ大会「台湾同志運動会」が2016年と2017年に開催されており、このことがFGGの目に留まったという。

ゲイゲームズはスポーツ活動を通じたLGBTの理解促進などを目的に1982年から4年に1度開催されている。台湾は「台湾」名義で出場することが決まっていたが、大会開催前「台北」に変更された。背景には中国の圧力が指摘されている。

(曽依セン/編集:楊千慧)