台湾の刑法犯認知件数減少 検挙数は増加 内政部「治安は安定」

【社会】 2018/06/19 12:16 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾の警察機動隊員=資料写真

台湾の警察機動隊員=資料写真

(台北 19日 中央社)台湾の2017年の刑法犯認知件数は29万3453件で、2014年以降年々減少していることが内政部(内務省)のまとめで分かった。昨年の犯罪検挙数は27万7506件で、2013年と比べると7.23%増加した。同部は「全体の治安は安定している」と評価した。

同部統計処によれば、認知件数は全体的に減少傾向。2014年に飲酒運転や詐欺の増加に伴って刑法犯総数の認知件数が30万6300件まで上昇したが、以降は年々減っている。人口10万人当たりの認知件数(犯罪率)は2013年の1280.66件から、昨年は1245.79件になった。

台湾全土の警察官数は昨年末現在で6万3926人。2013年と比較し警察官数の増加率は1.59%に留まっている一方で、検挙数の伸び率が7.23%に達したことについて、同部は、人員が限られた中で捜査効率が向上している証だと説明した。

過去5年でデモの件数が最も多かったのは、2014年の1万4751件。同年11月の統一地方選挙に関連するものが主だった。今年も11月24日に統一地方選挙の投開票が予定されているため、警政署(警察庁に相当)は関連の安全計画を策定し、各県市の警察局に治安維持対策の着実な実施を要請したという。

(謝佳珍/編集:名切千絵)