観光客への「ぼったくり」撲滅へ 立法委員が政府に対策訴え/台湾

【社会】 2018/04/12 19:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
観光客へのぼったくり撲滅を訴える(左から)民進党所属の鍾佳浜議員と陳曼麗議員

観光客へのぼったくり撲滅を訴える(左から)民進党所属の鍾佳浜議員と陳曼麗議員

(台北 12日 中央社)台湾では近年、観光客に不当な高額料金を請求する「ぼったくり」行為が問題視されている。立法院(国会)持続可能な観光促進会と与党・民進党所属の立法委員(国会議員)は12日、記者会見を開き、ぼったくり撲滅に向けた対策を政府に求めた。

近年、多くの観光客が訪れる各地のナイトマーケット(夜市)で、ぼったくりと疑われるケースが相次いでいる。今月初旬には台北市の士林夜市で韓国人留学生がカット果物を購入する際、通常よりもはるかに高い金額を請求されていたことがわかった。市は同夜市のカット果物店に対して毎日検査をする方針を示している。

陳曼麗議員は、台湾で不愉快な経験をした外国人観光客がインターネット上で情報を発信し、その友人やネットユーザーらに影響を及ぼす可能性に言及し、台湾のイメージ悪化につながると指摘。政府に対し、情報透明化システムの構築や24時間体制で消費者からのクレームを受け付ける窓口を地方自治体に求めることなどを提言した。

会見に出席した行政院(内閣)消費者保護処参議の王淑慧氏は、検査やクレーム対応を強化していくほか、経済部や交通部など関連省庁と協力し、明確な料金表示などを指導していく方針を明らかにした。

(范正祥/編集:名切千絵)