「ツツジまつり」を架け橋に 台北市と久留米市が交流を深める

【社会】 2018/03/22 13:09 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「台北ツツジまつり」の開幕式に招かれた大久保勉・久留米市長(右)。左は台北市政府のマスコットキャラクター「熊讃Bravo」

「台北ツツジまつり」の開幕式に招かれた大久保勉・久留米市長(右)。左は台北市政府のマスコットキャラクター「熊讃Bravo」

(台北 22日 中央社)今年で2回目となる「台北ツツジまつり」の開幕式が21日、台北市の大安森林公園で行われた。今回は台北と同様にツツジを市の花としている縁で、福岡県久留米市の大久保勉市長が式に招かれた。大久保市長は会場にクルメツツジが咲いていたことに触れ、「台北市の街の美しさとコラボしていることに感動した」と喜びを語った。

ツツジまつりは4月15日まで、「城南」と呼ばれる台北市南側の地域を中心に行われる。台北市政府の李文英副秘書長によれば、昨年の初開催時に大きな反響を呼んだため、今年は規模を拡大。ホテルなどの観光業者も参加し、宿泊料金割引サービスを提供する。また、ピクニック形式で楽しめる野外コンサートやツツジをテーマにしたクラシック演奏会、青空マーケットなども開かれる。李副秘書長は「ツツジの花の美と街の美を楽しめる」とアピールした。

久留米市との交流は、昨年10月に同市の森望副市長が訪台し、台北市政府観光伝播局と交流した際に両市間で「ツツジ」という共通点が見つかったのをきっかけに実現した。大久保市長は中央社の取材に対し、「台北市民にも久留米市民にも、花を愛でて、そして安らかに暮らす伝統がある」と話す。「ツツジを通じて姉妹提携ができたら、素晴らしいことだと思っている」とさらなる交流深化に意欲をみせた。また、台北市がクルメツツジを宣伝してくれていることに感謝を示した。

今年第61回目を迎える「久留米つつじまつり」は来月5日に開幕する。大久保市長は台湾の人々に来訪を呼び掛けた。

台北市公園処によれば、市内に植えられているツツジは昨年末の時点で約61万6000株。3月中旬から4月中旬までが見ごろとなる。現在は台湾大学と近隣の大安森林公園、新生南路、羅斯福路などでツツジが咲き乱れる光景が見られる。ツツジまつりの期間中、大安森林公園にはクルメツツジのほか、ヒラドツツジ、サツキ、熱帯シャクナゲなど8品種が展示される。

(楊明珠)