台北の飲食店、星獲得は20軒 ミシュランガイド/台湾

【社会】 2018/03/14 17:42 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「日本料理 龍吟」の台北支店「祥雲龍吟」の料理長、稗田良平(右)

「日本料理 龍吟」の台北支店「祥雲龍吟」の料理長、稗田良平(右)

(台北 14日 中央社)台北の飲食店を格付けした「ミシュランガイド2018台北」の掲載店が14日、発表された。台湾で同ガイドが発行されるのは初めて。星を獲得したのは20軒で、内訳は三つ星1軒、二つ星2軒、一つ星17軒。専門家は、同ガイドの観光誘客効果に期待を寄せている。

唯一の三つ星に輝いたのは、高級ホテル「パレ・デ・シン」(君品酒店)内の中華料理店「頤宮」。二つ星には、ミシュランガイド東京で7年連続三つ星を獲得している「日本料理 龍吟」の台北支店「祥雲龍吟」と「シェラトングランデ台北ホテル」(台北喜来登大飯店)内の中華料理店「請客楼」が選ばれた。一つ星の17軒には、「シェフ界の台湾の星」と呼ばれるアンドレ・チャン(江振誠)氏のビストロノミー「RAW」などが含まれている。

交通部観光局副局長を務めた経歴を持つ劉喜臨・高雄餐旅大副校長は「ミシュランガイドの発行は台北が世界の重要な旅行先の一つになったことの証」だと語る。同ガイドによって、約10万人の観光客の訪台が見込めるとの予測を明かし、より多くの誘客を図るためには観光局や旅行会社、宿泊業者の努力が必要だと述べた。

旅行大手のライオントラベル(雄獅旅遊)の游国珍総経理(社長)によると、インバウンドを主に扱う傘下の雄保旅遊は、星を獲得した飲食店で食事を楽しめる旅行商品の企画に着手しているという。

観光局の林坤源主任秘書は14日の記者会見で、訪台客に関する2016年の統計でグルメが訪台目的の2位になっていたことを紹介。今回のガイド発行は台湾の美食とサービスが世界レベルに達していることの表れだと述べ、台湾グルメが改めて国際社会で注目されるよう願った。

(陳葦庭/編集:名切千絵)