「習近平、台湾をなめるな」=ヒマワリ学生運動リーダー

【社会】 2018/03/13 19:52 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
陳為廷氏

陳為廷氏

(台北 13日 中央社)2014年春に起きた「ヒマワリ学生運動」の指導者の一人、陳為廷氏は13日、中国大陸で国家主席の任期を撤廃する改憲案が可決されたことを念頭に現主席の習近平氏に対し、「皇帝を名乗ることや、任期を無期限に伸ばすことができたとしても、台湾は民主主義国家であり、軽々しく一線を越えようとしてはならない。台湾に手を出そうとすると、台湾人民は抵抗のために立ち上がる」などと述べ、「台湾をなめないでほしいと習近平に謹んで申し上げる」と訴えた。

中国大陸とのサービス貿易取り決めの撤回などを国民党の馬英九政権(当時)に求め、学生らが立法院(国会)議事堂を占拠するなどした4年前のヒマワリ運動。陳氏を含め、当時の指導者ら22人が扇動罪などに問われたが、台湾高等法院(高裁)はこの日、昨年3月の一審・台北地方法院(地裁)に続き、無罪判決を言い渡した。

陳氏の発言は、今回の判決を受けたもので、「(台湾の)人民が(中国大陸の圧迫に対して)立ち上がるとき、台湾という民主主義国家の司法当局は人民の権利を守る」との考えも示された。

検察側が一審判決を不服として控訴したが、高裁は「国会占拠は政治的言論に属しており、明白かつ差し迫った危険性はなかった」とし、「言論の自由が保障されるべきだ」として退けた。

(王揚宇、蕭博文/編集:羅友辰)