台北で原発反対デモ、約2000人が参加 第4原発の解体を求める声も

【社会】 2018/03/11 19:00 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北市内で開催された原発反対デモ

台北市内で開催された原発反対デモ

(台北 11日 中央社)東日本大震災から7年となった11日、原子力発電所に反対するデモが台北市内で開催された。主催者側発表で約2000人が集まったという。一行は放射性廃棄物への対応やエネルギーの転換、原発の廃止と廃炉などを訴えながら、原発に立ち向かい、廃炉にしようなどのスローガンを叫び、脱原発への決意を示した。現在、建設凍結中の第4原発の解体を求める声も上がっている。

デモ行進のほか、今年はグリーン・エネルギーをテーマとするコンサートや展示会も行われ、コンサートに必要な電力は太陽光発電によるものを利用した。参加者らは、台湾は原発の廃止とともに石炭の消費を減らしエネルギーの転換は実現可能だと主張した。

主催者側は、政府が無能であれば自ら行動を展開し、市民による参加を呼び掛けるとともに、台湾の大気汚染問題を解決し、脱原発の目標を達成するには省エネとエネルギーの転換が必要不可欠だと強調した。

行政院(内閣)原子力委員会は今月上旬、第2原発2号機の再稼働申請を許可している。

(呉欣紜/編集:荘麗玲)