「社会奉仕だと思って続けている。この土地の記録を残したい」――。日本語書籍を販売する老舗書店「鴻儒堂」の店主、黄成業さん(70)は出版不況といわれる中、親子3代にわたって受け継いだ店を守り続けている。日本語書籍の出版も手掛け、先月には白色テロの受難者、郭振純さんの伝記を日本語に訳した「意志で生きる命の溜まり」を世に送り出した。黄さんは「生きている間は店を続けたい」と使命感に燃えている。
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