台湾先住民作家が日本で講演会 著作の日本語版出版「非常に光栄」

【社会】 2018/01/21 16:06文字サイズ:字級縮小字級放大
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台湾先住民作家が日本で講演会  著作の日本語版出版「非常に光栄」

(台北 21日 中央社)離島・蘭嶼出身で台湾原住民(先住民)タオ族の作家、シャマン・ラポガンさんが20日、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター(東京都)で講演会を行った。シャマンさんは、昨年日本語版が出版された自身の著作「大海浮夢(大海に生きる夢)」やその創作過程について紹介。日本での出版について「われわれの部族や自身、そして家族にとっても非常に光栄なことだ」と喜びを語った。

タオ族は主に漁業などで生活する台湾先住民で唯一の海洋民族。作品では、シャマンさんの海での体験や蘭嶼での家族との生活が描かれた。シャマンさんは自身を海洋文学作家と位置づけ、自身の作品について「われわれの部族の海洋文学であり、日常生活についての海洋文学だ」と語る。

一方、伝統文化の侵略や伝承の阻害に対する危機感を覚えているシャマンさん。伝統的な漁業が衰退していることに触れながら、作品が台湾や日本の異なる世代の子供たちに読んでもらえることは非常にありがたいことだと語った。

(黄名璽/編集:楊千慧)

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