台北市北投の地震、火山活動と関連なし/台湾

【社会】 2018/01/17 19:28 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
七星山=陽明山国家公園ウェブサイトより

七星山=陽明山国家公園ウェブサイトより

(台北 17日 中央社)17日午後に起きた北部・台北市北投を震源とする地震で、経済部(経済省)中央地質調査所の曹恕中副所長は同日、中央社の取材に応じ、今回の地震は震源が深いため、北投の火山「七星山」の火山活動と関連性はないとの見解を示した。同地の火山観測所で異常は特に確認されていないという。

地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.7、震源の深さは140キロだった。曹副所長によれば、火山活動に関連する地震であれば震源の深さは一般的には10キロ以内で、深くても20キロ程度だという。

同山からは白煙が噴出していることが多々あり、火山活動の活発化を懸念する声が広がっていた。同所は、火山に関する各項目の観測データは安定しているとしており、人々に安心するよう呼び掛けている。

前中央気象局長の辛在勤氏はフィリピン海プレートとユーラシアプレートが出会う沈み込み帯が引き起こした地震だと分析。この沈み込み帯による地震の発生頻度が高いものの、規模は大きくないという。

(陳葦庭、廖禹揚/編集:楊千慧)