世界人材調査、台湾は23位 アジアで3位=スイスIMD

【社会】 2017/11/22 11:24文字サイズ:字級縮小字級放大
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世界人材調査、台湾は23位  アジアで3位=スイスIMD

(ブリュッセル 22日 中央社)スイスのビジネススクール、国際経営開発研究所(IMD)が20日に発表した最新の世界人材レポートで、台湾は63カ国・地域中、23位だった。昨年と同じ順位を維持した。アジアでは香港(12位)、シンガポール(13位)に続く3位で、日本(31位)や韓国(39位)を上回った。1位はスイス。

レポートは、各国・地域の人材育成や誘致能力などを統計や調査を基に算出。項目は「投資と育成」、「魅力」、「準備性」の3つに分かれており、台湾はそれぞれ25位、26位、22位にランクインしている。

IMD世界競争力センターの経済学者、ホセ・キャバレロ氏は、中央社の取材に応じ、台湾は3つの項目で20位前後を獲得しており、全体的には良い状態だと評価した。だが、長期的には人材の流出や外国籍人材から見た魅力不足などの問題が顕在化し、人材の需給バランスが崩れる恐れがあるとして注意を喚起した。

キャバレロ氏は、台湾が「GDPに占める公教育支出の比率」で46位、「中学校における生徒対教員比率」で45位となっていることにも触れ、人材育成において改善の余地があると指摘。また、「魅力」のうち、「生活費」や「人材流出」は47位、「外国籍の高度人材から見た魅力」は44位と下位層に落ち込んでいる。

(唐佩君/編集:楊千慧)

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