2016年の異常気象による被害 台湾は世界で7番目に深刻=独NGO

【社会】 2017/11/15 11:26文字サイズ:字級縮小字級放大
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台風で倒れるバナナの木=資料写真

台風で倒れるバナナの木=資料写真

(ボン 15日 中央社)ドイツの非政府組織(NGO)ジャーマンウオッチは15日までに、2016年に異常気象などによる被害を最も受けた世界の主要国・地域トップ10を発表し、台湾は7位に選ばれた。1~3位は、ハイチ、ジンバブエ、フィジー。

ドイツ・ボンで開催中の国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)で公表された。異常気象などによる影響の受けやすさを示す気候リスクに関するレポートで、台風や豪雨、干ばつなどによる死亡者数や財産の喪失状況などを基に作成された。

台湾の順位は前回の51位から大幅に上昇。2016年は、1月に記録的な寒波に見舞われたほか、相次ぐ台風で深刻な被害を受けており、これらが台湾の順位を押し上げた。レポートによれば、面積が小さい島国は極端気象の影響を特に受けやすいという。

レポートの執筆者は、極端気象は数百年前にも起こっており、現在発生する台風や熱波が気候変動による直接的な結果だとは言い難いと指摘。だが、気候変動が海水温の上昇をもたらし、台風などが発生しやすくなっていることは研究者の間で広く認められていると説明した。

(林育立/編集:楊千慧)

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