台湾で原発廃炉に向けたワークショップ 日本の経験を参考に

【社会】 2017/11/14 19:15文字サイズ:字級縮小字級放大
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台湾電力第1原発

台湾電力第1原発

(台北 14日 中央社)行政院原子能委員会(原子力委員会)は14日、委員会庁舎(新北市)内で「台日原子力廃炉技術ワークショップ」を開催し、招かれた5人の日本人専門家が廃止措置の方法や経験などについて講演を行った。同委員会は15日、5人を、営業運転開始から約40年となり、2019年夏までに運転停止が予定されている台湾最古の原子力発電所、「台湾電力第1原発」(新北市)に案内し、台湾に見合ったアドバイスを求めるとしている。

台湾は2025年までの脱原発実現を目指しており、6基の原子炉(3基は停止中)は18年から順次、運転を終えることになっている。

原子能委員会放射性物料管理局の陳文泉副局長によると、ワークショップの開催は今年で3年目。今回は原発廃止措置に関する情報収集や技術の調査などを行う日本の民間研究機関、原子力デコミッショニング研究会の石川迪夫会長らが出席し、1998年に運転停止した東海原発(茨城県)や現在廃止措置中の敦賀原発(福井県)1号機、使用済み核燃料を不活性ガス中で保管する「乾式貯蔵」などについての経験を紹介した。

(朱則イ/編集:塚越西穂)

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