台日親善のシンボル・蔡焜燦氏を偲ぶ会 蔡英文総統が供花

【社会】 2017/09/25 18:02文字サイズ:字級縮小字級放大
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台日親善のシンボル・蔡焜燦氏を偲ぶ会 蔡英文総統が供花

(台北 25日 中央社)旭日双光章の受章者で、7月17日に90歳で死去した蔡焜燦氏を偲ぶ会が23日、新北市内で行われた。日台の関係者約120人が出席し、蔡英文総統から民進党主席の名義で花が贈られた。

会は蔡氏が代表を務めた短歌同好会「台湾歌壇」が主催。台湾歌壇のメンバーらは弔歌を書いた短冊を祭壇に捧げた。祭壇には緑色の台湾島が描かれた台湾旗が敷かれ、両側には多くの供花が並べられた。会の最後には、参列者によって「仰げば尊し」が斉唱された。

会に出席した千葉県白井市議会の和田健一郎市議は中央社の取材に対し、「厳しいながらも愛情のある蔡先生の言葉から、困難に立ち向かう日本精神を学び育った1人として冥福を祈るとともに、今後も日台の志ある皆を導いてもらえるよう願う」と語った。

会では、政治団体「台湾独立建国連盟」の陳南天主席や明石元二郎台湾総督(1864-1919年)の孫である明石元紹氏、台湾高座台日交流協会の李雪峰理事長などが弔辞を述べた。

蔡氏は作家、司馬遼太郎氏の著書「街道をゆく台湾紀行」で、台湾の案内役を務める「老台北」として登場。日台の民間交流促進に尽力し、台湾歌壇代表として日本政府から旭日双光章のほか、外務大臣表彰を受けた。

蔡氏を偲ぶ会は来月8日に東京でも行われる。

(楊明珠)

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