高栄養のニガウリ「花蓮4号」バイオ技術で薬品に 抗がん効果も期待/台湾

【社会】 2017/09/20 15:15文字サイズ:字級縮小字級放大
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高栄養のニガウリ「花蓮4号」バイオ技術で薬品に  抗がん効果も期待/台湾

(台北 20日 中央社)農業委員会花蓮区農業改良場で19日、新品種のニガウリ(ゴーヤー)「花蓮4号」を用いたバイオテクノロジー技術の成果発表記者会見が行われた。同委員会の林聡賢主任委員によると、栄養価が非常に高い花蓮4号は、食品として優れているだけでなく、薬品としても、がんや心血管疾患への効果が期待できるという。

花蓮4号の開発担当者によると、台湾在来種と栽培種のニガウリを掛け合わせたもので、気候変動に強い在来種の特性と、多産が可能な栽培種の特性を併せ持つのが特徴。栄養価は一般のニガウリを大きく上回る。サポニン、リノール酸、トリテルペンなどの主成分が抗炎症、代謝機能促進、血糖値降下などに優れた効果を持つことが分かっているという。2008年に新品種に登録されて以来、付加価値を高めるため、大学や企業などと共同で、バイオテクノロジー技術を用いた研究と商品開発が進められてきた。

花蓮4号の商品開発を手掛けるアクアバンテクノロジー(寰宇生技)は、交通大学(新竹市)と共同で機能性成分の抽出、純化に成功し、これらの成分を配合した健康食品を開発、販売している。また、有効成分を治療薬として調薬、近々台北医学大学付属病院(台北市)で、がん抑制効果があるとされる薬品の臨床試験が行われる予定だという。

(楊淑閔/編集:塚越西穂)

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