「平埔原住民」を先住民の分類に追加へ 改正案が閣議決定/台湾

【社会】 2017/08/18 11:16文字サイズ:字級縮小字級放大
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先住民認定を求める平埔族群の人々

先住民認定を求める平埔族群の人々

(台北 18日 中央社)政府は17日、これまで先住民として承認していなかった平埔族群(エスニックグループ)を「平埔原住民」として認定する原住民身分法改正案を行政院院会(閣議)決定した。

平埔族群は台湾西部を中心に平地で生活する先住民の総称。ケタガラン族やシラヤ族など複数の民族が含まれる。平埔族群は長年にわたり、政府に公認を訴えていた。

原住民身分法は先住民の身分を認定し、権利を保障する法律。現行では、先住民の分類が「山地原住民」と「平地原住民」の2分類のみになっている。改正案ではこれに「平埔原住民」が追加されたほか、平埔原住民の文化や言語、政治など各方面における客観的ニーズに合わせ、法律で権利を定めることも規定された。

改正法が成立すれば、日本統治時代の戸籍資料に「熟番」あるいは「平埔」と記載されている直系尊属がいる場合、「平埔原住民」の身分を申請できる。

改正案は今後、立法院(国会)で審議される。

(顧セン/編集:名切千絵)

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