台湾には、寺院に参拝するときや宗教行事で大量の線香を用いたり、紙を燃やす習慣がある。近年、環境意識が高まるにつれ、寺院周辺のPM2.5(微小粒子状物質)濃度が高いことが問題視されるようになった。政府は自粛を呼び掛けており、一部の寺院では香炉を撤去するなど対策に取り組み始めている。しかし一方では、信仰の象徴ともいえる線香の煙が消えることへの懸念や政府への批判が強まった。
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