台湾少年工の歩み、本に 台北で関連した特別展も

【社会】 2017/04/08 17:00文字サイズ:字級縮小字級放大
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台湾少年工の歩み、本に  台北で関連した特別展も

(台北 8日 中央社)戦時中に神奈川県の高座海軍工廠で訓練を受け、日本各地で戦闘機の製造と整備に従事した台湾少年工。この歴史をしっかりと台湾の若い世代に引き継いでもらおうと、南部・台南出身で早稲田大学などへの留学経験を持つ林景淵氏が先月初め、関係者の証言などをまとめた本「望郷三千里:台湾少年工奮闘史」を出版した。

「台湾高座台日交流協会」の李雪峰理事長によると、第2次世界大戦中の1943年以降、日本に渡り戦闘機「雷電」の製造などに携わった台湾の少年たちは8400人以上に上るという。本書には、一部の元少年工の証言、海軍工廠での生活を記録した古写真のほかに、少年工が登場する日本の文学作品やエッセイの中国語訳なども収録されている。

本の出版に合わせ、台北市内の書店・レストラン「飛頁書餐庁」では、先月下旬から少年工に関連した写真や文物の特別展示が行われている。今月25日まで。

(編集:羅友辰)

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