翻訳家・劉慕沙さん死去 川端康成や吉本ばななの作品手掛ける/台湾

【社会】 2017/03/30 14:16文字サイズ:字級縮小字級放大
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劉慕沙さん

劉慕沙さん

(台北 30日 中央社)翻訳家・劉慕沙(本名:劉恵美)さんが29日、亡くなった。人工透析を受けていたほか、末期の肺腺がんで闘病していた。82歳。

日本統治下の台湾に生まれ、日本語による初等教育を4年間受けた。作家として短編小説などを何作か発表しているが、日本文学の翻訳家として著名。翻訳した作家は、川端康成、三島由紀夫、石川達三、曽野綾子、吉本ばなな、大江健三郎、井上靖など。

雑誌「文訊」の封徳屏編集長は、1960~80年代、台湾で日本文学が知られていなかった中、彼女の作品は大きな貢献になったと話す。夫で作家の朱西ネイさんとの間には、娘が3人おり、いずれも作家。(ネイ=寧の下半分が用)

(鄭景ブン/編集:楊千慧)

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