世界各地の女性科学者、台湾で講演 永続的発展に関するイベント閉幕

【社会】 2017/03/17 16:17文字サイズ:字級縮小字級放大
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陳振川氏(右)と記念写真を撮る受賞者ら

陳振川氏(右)と記念写真を撮る受賞者ら

(台北 17日 中央社)発展途上国の女性科学者に国際的な協力の場を提供するのを目的とした「グロ・ブルントラント・ウイーク 永続的発展における女性」(2017女性永続発展科学週)が12日から17日まで、台湾4都市を巡回して開催された。各地では女性科学者らによって公衆衛生などに関する講演や座談会が開かれ、計800人余りの研究者や学生が参加した。

同イベントは東洋のノーベル賞とされる「唐奨」の第1回永続的発展賞受賞者、ノルウェーのグロ・ハーレム・ブルントラント元首相の名前を冠し、成功大(台南市)が唐奨の委託を受けて実施するイベント。2016年に続き、今回で2回目となる。

講演や座談会は南部・台南、中部・台中、東部・花蓮、北部・台北で行われ、レッジーナ・ベンジャミン米公衆衛生局第18代長官や余淑美・中央研究院院士(アカデミー会員)、馬国鳳・中央大教授、国際研究プログラム「フューチャー・アース」の春日文子氏らが登壇した。

最終日の17日には、女性研究者を奨励する「グロ・ブルントラント奨」の授賞式が台北市内で行われ、イエメンのFathiah Zakham氏、インドのFarah Fathima氏、ウガンダのPhyllis Awor氏、ヨルダンのWafa Al-Jamal氏、台湾の顔怡君氏の5人が受賞。各国が抱える課題や今後の目標などについて語った。

唐奨教育基金会の陳振川執行長(代表)は、女性科学者にとって台湾の科学界の環境は十分に整っているとは言えないものの、発展途上国の多くに比べずっと恵まれていると言及。グロ・ブルントラント奨を通じ、より多くの若い女性に科学研究の世界に入ってもらえるよう後押しし、台湾の国際参加を拡大していければと期待を示した。

(陳至中、張栄祥、カク雪卿/編集:名切千絵)

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