高雄市、哈瑪星地区の再活性化図る=日本統治時代の金融街/台湾

【社会】 2017/03/16 16:30
高雄市政府文化局提供

高雄市政府文化局提供

(高雄 16日 中央社)高雄市が日本統治時代に金融街として栄えた哈瑪星地区の再活性化に力を注いでいる。同市政府文化局では、同地に残る歴史的建物を活用し、過去のにぎわいを取り戻したい考えだ。

同地区は、高雄で早くから発展した場所として知られる。縦貫鉄道の高雄駅は当初この地域に開業。地名は路線の当時の呼び名「浜線」にちなむ。高雄港に隣接し、経済活動が盛んだったことから、銀行をはじめ、多くの商業施設や店舗が軒を連ねた。

だが、時代が進み、産業形態の変化で経済の中心が市街地の東側に移ると、同地区は衰退。かつての華やかさは影を潜め、人通りはめっきり減った。

そんな中で文化局は、旧三和銀行や商店など、当時の面影を残す建物を20年契約で借り上げ、地域全体を文化の集積地として整備する計画を立ち上げた。付近に残る旧高雄州警察署、旧高雄郵便局などの建物も近く修復される予定で、地域全体での変化を狙っている。

(王淑芬/編集:齊藤啓介)