台東県長浜郷の断崖絶壁にぽっかりと口を空ける複数の横穴。八仙洞と呼ばれるこの洞窟群にはかつて、台湾原住民(先住民)の居住空間だったとされ、先月初旬、近代になって建設された廟の構造物の一部が、遺跡保存を訴える県によって撤去された。だが、市民からは「遺跡と現在の文化の共存ができなかった」と複雑な心境が聞かれている。
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