台湾南部地震 倒壊マンションの建設業者3人を拘束 手抜き工事の疑い

【社会】 2016/02/10 16:19

(台南 10日 中央社)台南地方検察署は9日夜、南部で起きた地震で倒壊したマンションの建設会社の元社長と建築士ら3人を、業務上過失致死の疑いで拘束した。

同署は、これまでの捜査で、マンションの柱と梁(はり)をつなぐ部分に使われた鉄筋の量が構造計算書より約50%少なかったことが判明しており、手抜き工事の可能性があるとしている。また、建築士の1人は建物の設計に関与しておらず、違法な名義貸しを行っていた疑いが持たれている。

台南市政府によれば、6日未明に起きた地震による死者は10日午後1時現在で46人、うち44人が倒壊したマンションで死亡した。倒壊現場には依然、子供21人を含む100人近くが取り残されているとみられ、重機などを使った捜索活動が続けられている。

(張栄祥、楊思瑞/編集:杉野浩司)