日本の台湾統治を検証したNHKの番組で名誉を傷つけられたとして、出演した台湾原住民(先住民)パイワン族の女性、高許月妹さん(86)が損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁は21日、名誉毀損(きそん)を認めた二審判決を破棄し、女性の請求を棄却した。原告側の逆転敗訴が確定した。この結果に対し、女性をはじめ多くのパイワン族の人が住む屏東県牡丹郷高士村から不満の声が上がっている。
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