次期総統・蔡氏、FBに中国大陸から大量の「台湾独立反対」コメント

【社会】 2016/01/21 18:41 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蔡英文氏のフェイスブックページより

蔡英文氏のフェイスブックページより

(台北 21日 中央社)16日の総統選挙で初当選を果たした野党・民進党の蔡英文主席のフェイスブックに、20日夜から「台湾独立反対」などを主張する大量のコメントが書き込まれている。その多くが中国大陸で使われている簡体字で書かれており、蔡氏が同日午後5時20分頃に投稿した文章に対するコメントの数は21日午後6時現在、4万3000件に上っている。

今回の「攻撃」は、中国大陸のインターネットユーザーが20日夜から、自由時報、蘋果日報など一部の台湾メディアのフェイスブックページを対象に実施しているもので、次期総統の蔡氏もその影響を受けたとみられる。

中国大陸からの大量の書き込みについて、民進党の広報担当者は同日、「民主主義と自由の台湾へようこそ」とコメントし、書き込みを削除しない方針を示した。また、蔡氏は21日午前、「この国の偉大なところは、自分が自分である権利を一人ひとりが持っていることにある」と書かれた、総統選の集会に参加した支持者たちの写真を投稿。この書き込みに対しても1万件以上のコメントが寄せられている。

蔡氏は昨年11月にも、同様の攻撃を受けており、その際には「フェイスブックの世界へようこそ」などと、同サイトへのアクセスが制限されている中国大陸からの“来客”を歓迎するコメントを投稿していた。

(葉素萍/編集:杉野浩司)