東日本大震災時に10億円寄付 エバーグリーン・グループ総裁が死去/台湾

【社会】 2016/01/20 14:45文字サイズ:字級縮小字級放大
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張栄発氏

張栄発氏

(台北 20日 中央社)2012年春の叙勲で旭日重光章を受章した台湾の海運・航空大手、エバーグリーン・グループ(長栄集団)の張栄発総裁が20日午前11時5分、亡くなった。88歳。

1968年に中古の貨物船1隻で海運業に参入し、1代で世界的な企業に育てた。89年にはエバー(長栄)航空を立ち上げ、航空業にも進出。2011年の東日本大震災時には個人名義で10億円を寄付するなど、長年にわたって日台交流の促進にも寄与した。

1985年には張栄発基金会を設立。医療、教育、文化など、社会への奉仕を続けた。2011年時点で個人の資産は16億米ドル(約1870億円)とされるが、張氏は生前、全て慈善事業に使い、子孫には残さないと公言していた。

(汪淑芬、韋枢/編集:齊藤啓介)

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