食品の安全求め市民がデモ 内閣が対応を約束/台湾

【社会】 2015/12/13 14:49 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
食品の安全求め市民がデモ  内閣が対応を約束/台湾

(台北 13日 中央社)食品に違法な添加物や成分が混入しているのが相次いで見つかった台湾。台北市内で12日、食べ物の安全性を求めるデモが行われた。主催者側から陳情書を渡された行政院(内閣)は同日夜、有害な食品の一掃に努力するとし、安全維持に取り組む方針を示した。

彰化地方法院(地裁)は先月27日、頂新国際グループ傘下の食品会社、頂新製油が飼料用油を食用油に混ぜて販売していたことをめぐる裁判で、同社董事長(会長)の魏応充被告ら6人に無罪を言い渡した。この判決に与野党や市民から大きな反発が上がっている。10日には彰化地検が上訴した。

あいにくの天気となったが、デモの参加者はグレーのTシャツなどに身を包み総統府前に集結。7カ月の乳児を連れてデモに参加した女性は「子供に有害な食べ物を与えたくない」と語った。

行政院は直近の3年間で5回にわたり食品安全衛生管理法を改正したなどと罰則や管理体制強化の取り組みを説明。地方に対してもさらなる対応を検討を促すとしている。

(唐佩君、張茗喧/編集:齊藤啓介)