第2次大戦末期の「台北大空襲」あすで70年 市内で記念行事/台湾

【社会】 2015/05/30 16:01 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
米軍の空襲で損壊した台湾総督府(現・総統府)庁舎=総統府サイトより

米軍の空襲で損壊した台湾総督府(現・総統府)庁舎=総統府サイトより

(台北 30日 中央社)第2次大戦末期に米軍の爆撃によって多数の市民が犠牲になった「台北大空襲」から70年となる31日、その歴史を後世に伝えようと、同市内で民間団体による複数の記念行事が開催される。

1945(昭和20)年5月31日、米軍は台北に約3800発の爆弾を投下した。この空襲は台湾における連合軍の攻撃としては過去最大で、約3000人が死亡し、負傷者や家を失った市民は数万人におよんだという。台湾総督府(現・総統府)や台北帝国大学付属病院(現・台湾大学付属病院)、台北駅などの施設も被害を受けている。

空襲70年に合わせ、31日には台湾大学校友会館で研究者や元海軍志願兵などによる座談会が開かれるほか、総統府近くの凱達格蘭(ケタガラン)大道では午後7時から記念音楽会が開催される。また、台北二二八紀念館では30日から空襲に関する米軍資料などを展示した特別展も始まっている。

(編集:杉野浩司)