台湾各地で大雨、北部で水不足解消の兆しも南部は限定的

【社会】 2015/05/21 15:53 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
桃園市内の石門ダム

桃園市内の石門ダム

(台北 21日 中央社)梅雨前線が停滞した影響で、台湾各地では20日から大雨や豪雨に見舞われている。昨秋からの少雨で水不足となっていた地域では恵みの雨となり、北部を中心にダムの貯水量が大幅に増加したが、南部の渇水状態は依然深刻で、給水制限解除の見通しは立っていない。

経済部水利署の統計では、石門ダム(桃園市)、永和山ダム(苗栗県)、徳基ダム(台中市)など台中以北にある大部分のダム周辺では20日だけで50ミリ以上の雨が降った。特に鯉魚潭ダム(苗栗県)周辺の雨量は130ミリに達し、貯水量が増加した。

水利署の関係者は、桃園市の全域や新北市の一部などで実施されている給水制限について「制限の必要がなくなれば、すぐにでも解除したい」としている。

一方で、南投県以南のダム周辺では降水量が少なく、貯水量の改善にはつながっていない。21日は中南部にも大雨や豪雨の可能性があるものの、実際にどれだけの水がダムに流入するかは未知数だ。

(江俊亮、林孟汝/編集:齊藤啓介)