日本統治時代以来84年ぶり 台湾固有種のヘビを新たに発見

【社会】 2015/04/15 12:34 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾固有の新種のヘビを発見した林思民副教授(左)と游崇イさん

台湾固有の新種のヘビを発見した林思民副教授(左)と游崇イさん

(台北 15日 中央社)台湾師範大学生命科学科の林思民副教授らの研究チームがこのほど、台湾で84年ぶりに台湾固有の新種のヘビ「タイヤルセダカヘビ」を発見した。台湾の研究者が発見するのも初めてという快挙だ。

林副教授によると、台湾のヘビは日本統治時代にそのほとんどが研究され、その後固有種が発見されることは長らくなかったという。タイヤルセダカヘビはカタツムリを好んで食べる習性があり、毒を持たないため、人には無害。また、数も多くただちに絶滅の恐れもない。

新種発見のきっかけは同大学の卒業生、游崇イさんが在学時代に野山などで撮った写真を整理していた時。セダカヘビのうろこが個体によって違うことに気づき、2009年ごろからDNA鑑定が進められていた。(イ=王へんに韋)

台湾にはすでに2種類の同科のヘビが確認されており、今回の発見で3種類となった。林副教授は、学生が自ら新種を発見するケースは珍しいと話す。今の学生には游さんのように屋外で積極的に活動してもらえればと今後のさらなる発見に期待を寄せている。

(陳至中/編集:齊藤啓介)