違法添加物使用のワカメ流通が発覚 回収騒ぎも/台湾

【社会】 2015/03/24 18:01 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
高雄地検提供

高雄地検提供

(台北 24日 中央社)台中や高雄、屏東などにある複数の食品加工業者で、屏東県の業者が製造した工業用の炭酸水素アンモニウムを添加物として使用していたことが分かり、衛生福利部が全容解明を急いでいる。

問題の炭酸水素アンモニウムはワカメの加工などに使用されていた。高雄市内の食品加工業者は少なくとも10年前から製造を繰り返し、同市内49の露店商などに販売。同市衛生局は20日までに約154キログラムの回収を命じている。

台中市内の食品加工業者は今年2月以降に使用を自粛するまでの3年間、問題の添加物を使っていた。商品は全て流通したとしている。一方、屏東県でも、同様の商品の製造が確認された。

各地の衛生局では捜査機関に対して、これらの食品加工業者への刑事責任の追及を求めるとしている。

台湾では近年、違法な成分が混入した食品の製造、販売、流通などが相次いで発覚しており、安全性への不安が高まっている。

(程啓峰、郭シセン、陳淑芬、陳清芳/編集:齊藤啓介)