戦後台湾最大の悲劇「228事件」を解説したアニメが登場

【社会】 2015/02/28 19:52文字サイズ:字級縮小字級放大
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Taiwan Bar提供

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(台北 28日 中央社)台湾の歴史をアニメ形式で紹介する「台湾バー(Taiwan Bar)」の製作チームは27日、戦後台湾の最大の悲劇と言われる1947年の「二・二八事件」を題材にした作品を公開した。

アニメでは事件が起きた背景を政治、経済、文化の3つの面から解説。日本の敗戦前から台湾に住んでいた「本省人」と戦後中国大陸から渡ってきた「外省人」の間の対立などがあったとしている。

また、事件によってもたらされた市民の政治に対する無関心や、両者間の対立は現在に至るまで解消していないと指摘。その上で、子孫である我々が受け継ぐべきなのは「恨み」か「教訓」か、と問題提起を行っている。

行政院が1992年に公表した調査報告によると、事件による犠牲者は1万8000人~2万8000人に上るとされている。

台湾バーではこれまで日本統治時代を含む台湾の歴史を紹介しており、台湾の近代化をテーマにした第1話の再生回数は2月28日現在、70万回を超えている。

(編集:杉野浩司)

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