台湾機墜落:エンジン2基が不能に=ブラックボックスの解析結果

【社会】 2015/02/06 18:33 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾機墜落:エンジン2基が不能に=ブラックボックスの解析結果

(台北 6日 中央社)台北市内に墜落したトランスアジア(復興)航空GE235便について、飛航安全調査委員会は6日午後、ブラックボックスの解析結果を公表し、搭載されたエンジン2基が不能に陥っていたと発表した。

事故機は4日午前10時51分13秒に松山空港の管制塔から離陸許可を受け取り、同52分38秒に2号エンジンの警告が発された。同53分6秒に操縦士が2号エンジンの停止を確認、同53分12.6秒から18.8秒の間に一度目の失速警告音が鳴った。同53分24秒に1号エンジンを切り、同54分20秒に再起動した。同54分36.6秒に記録は停止しており、その間計5度の失速警告が出ている。

同53分34.9秒、操縦士は管制塔に「メーデー」と救難信号を発するとともにエンジン停止を知らせ、午前10時54分9秒から、何度も「再起動」と呼びかけていた。

同委員会の王興中執行長(委員長)は、「最初は2号エンジンに問題があり、1号エンジンのスロットルを戻した後再起動させた」と説明し、また、およそ1分7秒の間、事故機は動力がない状態で飛行していたと明らかにした。

同機のブラックボックスは、「ボイスレコーダー」と「フライトレコーダー」が両方とも、事故当日の4日に回収されていた。

(汪淑芬、魏紜鈴/編集:名切千絵)