台湾の高齢女性、「夫と二人だけで暮らしたい」のはわずか10%

【社会】 2014/12/30 11:43 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
金婚式(結婚50周年)を迎える台湾の夫婦=2014年6月撮影

金婚式(結婚50周年)を迎える台湾の夫婦=2014年6月撮影

(台北 30日 中央社)衛生福利部はこのほど、昨年実施した「高齢者状況調査」の結果を発表した。それによると、6割以上の高齢者が「子供と住みたい」と希望した一方で、「配偶者と二人で住みたい」とした女性高齢者はわずか10.7%となり、男性の21.9%を大幅に下回ったことが分かった。

65歳以上の高齢者では、配偶者と二人暮らしの割合は20.6%で、そのうち32.1%が子供との生活を希望していたことから、およそ3人に1人が二人暮らしに物足りなさを感じている状況が浮き彫りになった。

一方、理想として子供と同居したいと答えた人が65.7%だったのに対し、実際に子供や孫と暮らしている2世代・3世代家庭も計63.3%に上り、同程度の割合だった。

一人暮らしの高齢者の割合は、2009年の9.2%からわずかに増加し、11.1%になった。

調査は政府が高齢福祉政策に役立てようと4年ごとに行っているもので、今回は55歳以上の男女を対象に、2013年7月上旬から8月上旬まで電話と訪問での聞き取りが行われた。

台湾の65歳以上の人口は2013年6月現在で約264万人に上り、総人口の11.3%を占めている。高齢者数は増加の一途をたどり2018年には14.6%に達し、高齢社会に突入すると予測されている。

(龍珮寧/編集:名切千絵)