中国大陸側に情報提供の元海軍幹部、懲役15年/台湾

【社会】 2014/12/15 19:11 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
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(台北 15日 中央社)中国大陸側に軍関係の情報を提供するなどして諜報の容疑にかけられていた元海軍大気海洋局政戦処長の張祉キン被告をめぐる上告審判決が最高法院(最高裁)であり、懲役15年の刑が確定した。(キン=品の口を金に)

判決書によると、2008年11月から2012年5月まで海軍大気海洋局政戦処長を務めていた張被告は、2010年5月22日から27日まで妻とフィリピンのセブ島を訪れ、軍幹部や軍用機の情報と引き換えに中国大陸側から2000米ドル(約23万7000円)の報酬を受け取ったという。

張被告は2010年12月20日から26日にも、旅行先のマレーシアで中国大陸側から1900ドルを受け取ったほか、2011年7月と2012年3月には数人の軍幹部をマレーシア旅行に誘い、大陸側との接触を仲介した。

判決で最高裁側は、台湾と中国大陸は対峙関係にあり、中国大陸を「敵」だと指摘。上告を棄却し、高等法院(高裁)高雄分院で行われた差し戻し控訴審での判決内容を支持した。

(劉世怡/編集:齊藤啓介)