日本へ輸出される台湾の稲わら細工 しめ縄飾りなどが人気/屏東

【社会】 2014/10/14 19:24 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
李龍さんとそのわら細工作品=屏東県政府提供

李龍さんとそのわら細工作品=屏東県政府提供

(屏東 14日 中央社)屏東県長治郷の李龍さん(64)が稲わらで作ったしめ縄飾りなどの縁起物が注目を集めている。すでに日本で販売されているほか、米国への輸出についても交渉が進んでいる。

もともと手先が器用で工芸品を作るのが好きだった李さんが、稲わら細工の制作を始めたのは4年前。地元のために農業を活かした産業をつくろうと取り組んでいたところに、恩師から稲わらで縁起物を作り日本に向けて販売してはどうかと提案されたのがきっかけ。

李さんによると、こうした縁起物を作るには成長しきる前の稲が必要だが、日本では大部分が米を作るのに使われ材料が不足しているため、台湾にも制作の依頼が来るという。

李さんは日本の伝統的なしめ縄飾りからクリスマス用の装飾品まで幅広く手掛けている。展覧会への出展などのほか、わら細工の教室も開講し、生徒の中にはその技術を学ぼうと県外から受講する人も少なくないという。

(郭シセン/編集:杉野浩司)