日本統治時代の教師と教え子、70年ぶりに再会/台湾

【社会】 2014/09/25 15:09 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日本統治時代の教師と教え子、70年ぶりに再会/台湾

(台北 25日 中央社)日本統治時代に現在の平等小学校(台北市)で教師をしていた柯雪月さん(90)(=写真前列中央)が24日、同小学校の尽力により、自身が初めて受け持った元児童らと70年ぶりの再会を果たした。

柯さんは今年7月初旬、日本統治時代に児童らと写した写真を手に平等小学校を訪れ、教え子を探してほしいと依頼。学校職員らは、柯さんとともに学区に住む老人宅を訪ね回ったが当初は収穫がなかった。しかしその2カ月後に、柯さんのことを覚えているという79歳の女性が見つかり、最終的に13人の元児童と連絡が取ることができた。

柯さんは当時、「秋元雪子」と名乗っており、児童からは「雪子先生」の愛称で親しまれていた。彼女は同学校を離れた後も、65歳で退職するまで台南や高雄などで教壇に立ち続けた。

9月28日の「教師の日」を前に行われた同窓会で「雪子先生」は、出席した元児童らと当時の思い出話を嬉しそうに語り、集合写真を写す際には、目に涙をためて再会を喜んだ。

(林長順/編集:杉野浩司)