台北市内、数千人規模で原発廃止を訴え 抗議イベント/台湾

【社会】 2014/04/26 20:05 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北市内、数千人規模で原発廃止を訴え  抗議イベント/台湾

(台北 26日 中央社)総統府(台北市)前の凱達格蘭(ケタガラン)大道で26日午前7時から原子力発電所の廃止を訴えたランニングイベントが行われ、約7000人が参加した。ゴールの走者らは“原発反対”などとシュプレヒコールを上げるなどした。

第4原発(新北市)の建設中止を求めてハンガーストライキに入っている林義雄・元民進党主席に呼応し、ここ数日、台北市などで脱原発関連のイベントが行われている。

凱達格蘭大道ではこの日午後4時から複数の市民団体による座り込みが行われ、警察によると約5000人が集まった。会場に中国大陸とのサービス貿易取り決めに反対し国会を占拠した学生運動の代表者林飛帆さんの姿も見られた。4時半頃、突然大雨が降り出したが、それにもめげず参加者は増え続け、約1時間後、主催者側は参加者数が3万人を超えたと発表した。

第4原発の建設続行可否をめぐっては、先頃の与党の国会議員団会議で「建設を完成させ、安全検査をクリアしたのちの燃料装填・商業運転は国民投票で決める」という方針で一致したが、市民団体らは原発の廃止日程を先延ばしにし、民意を無視したものだとして反発。早期の第4原発建設中止や第1~第3原発の運転終了などの主張に政府が応じない場合は、より激しい抗議手段も辞さないとの構えを見せている。

27日午後2時からはこれら市民団体によるデモ行進が同じく総統府前で行われる。

(陳至中/編集:荘麗玲)