ゆったり新しい野良ネコの家、ソファーにテレビまで完備/台湾・台中

【社会】 2014/03/15 16:48
写真提供=台中市動物保護防疫処

写真提供=台中市動物保護防疫処

(台中 15日 中央社)野良ネコが引き取られた時に人間の居住空間にいち早く馴染めるよう、台中市の動物保護防疫処では14日からアットホームな猫小屋の供用を開始した。ここでは居間と寝室が準備されているだけでなく、ネコはソファーに寝そべってテレビを見ることもできる。

この新しい猫小屋の試みは米サンフランシスコの動物収容施設を参考にしたもので、今年1月、台中市南屯区にある「動物の家」の敷地内に人間の居住環境を再現した猫小屋2軒を設置した。動物保護防疫処ではそれまでの殺風景な檻を1カ月ほどかけて温かい家に作り変え、ソファーは公的機関の使い古しを使って布地だけ新調し、カーテンも一番安い売れ残りを利用した。

新しい猫の家ではペットとして家で飼われている場合と変わらない快適な生活が期待でき、ピンクの居間にスカイブルーの寝室、部屋はベッドにソファー、テレビまでついている。2つの小屋は廊下で仕切られているが天井はガラス張りの通路でつながっている。

訪れた見学者はこのガラス張りの左右両側を大勢のネコたちに取り囲まれることになり、運がよければ頭上のネコのお腹や手足の肉球を見せてもらうこともできる。引き取りを希望する人は中に入って互いに気が合う同士が見つかるまでネコとじっくり対面することも可能で、動物保護防疫処ではこれが野良ネコ引き取り件数の増加につながればと期待している。

(陳静萍/編集:谷口一康)